・ヘンプと大麻は違う?
・カンナビス?カンナビノイド?
・テルペンってなに?
CBDに興味を持ったばかりの方に向けて、業界で出て来る用語(キーワード)を簡単に解説しながらまとめています。
※(本来の定義)と(日本における実際の定義)が違ったり、国やその時のルールによっても異なるので参考程度にしてください。世界的に見てもほとんどの成分が研究段階のため、正確には分からない事だらけです。
全てにおいて決めつけるのはNG。

まだまだこれからの業界です。
CBD用語
カンナビノイド
カンナビノイド/Cannabinoid
ヘンプやカンナビスに含まれている、CBDやCBG成分の事を指します。
ヘンプ(麻)
ヘンプ(麻)/Hemp
THC0.3%未満の麻。
※(0.3%)の部分は、国によって違ったり”1%未満に変更”などルールは変わったりします。
カンナビス(大麻)
カンナビス(大麻)/Cannabis
THC0.3%を超えるとヘンプ⇒カンナビス(大麻)
※(0.3%)の部分は、国によって違ったり”1%未満に変更”などルールは変わったりします。
THC
THC(テトラヒドロカンナビノール)/Tetrahydrocannabinol
THC(ティーエイチシー)
日本では現在違法成分。
国によって(0.3%未満は合法)(1%まで合法)などの差がある。
※その他日本ではHHC(ヘキサヒドロカンナビノール)も2022年3月17日に違法になったりと、ルールは常に変動しています。

初心者さんはCBD、CBG、CBN、CBCから試していくのが良いと思います。
CBD
CBD(カンナビジオール)/Cannabidiol
CBD(シービーディ)
THCと並ぶ大麻のメイン成分。
精神活性作用はなく、日本でも需要が高まってきている。
(即効的な体感を求める物ではなく、毎日摂りたい成分)って感じ。

個人的にCBDは温泉といったイメージ。その場ですぐに何かを感じる作用は弱く、摂取を続けることで偏頭痛が減ったり風邪をひきにくくなったりと(体調を安定させたり体質を変化)するような感じ。僕は20年悩んでいた肌荒れが嘘のように改善されました。
CBG
CBG(カンナビゲロール)/Cannabigerol
CBG(シービージー)
個人的には(雑念が消えたり、シャキッとする)成分。
エビデンス、実際の声や体感、調合次第での化け方など、日本で合法的に使える成分の中でもトップクラスに自信を持っておすすめできる成分の1つ。

1番好きな成分。不安や鬱にはCBGだと思っています。CBG単体だとCBDとの違いは感じにくいですが、他の成分との組み合わせで(自然のモンスターエナジー)と言えるような魅力的なものにも昇華します。
CBN
CBN(カンナビノール)/cannabinol
CBN(シービーエヌ)
THCの1/10の精神作用。(眠りのカンナビノイド)などと言われている成分。
2021年4月にマカロニCBD、カメルイさんで販売開始した当初は反応が凄まじかった。
夜のチルタイムに最適。

日本で合法的にかつ安全に(大麻が持つ可能性)を感じたいなら、CBNを試すと良いと思います。
THCV
THCV(テトラヒドロカンナビバリン)/Tetrahydrocannabivarin
THCV(ティーエイシーブイ)
THCと名前が似ていますが別物です。
(食欲抑制=ダイエット)なんて言われていますが、そんな感じはしない。
基本的にはCBNに近い感じかな。

(ハイになる)なんてワードも出て来ていますが・・・あまり期待するとガッカリすると思います。規制の原因ともなるので控えましょう。
CBC
CBC(カンナビクロメン)/Cannabichromene
CBC(シービーシー)
(CBGは徐々に人気が出て来る)と2021年4月から言ってきて、1年経った最近に一気に~ といった感じですが、CBCもそんな感じだと思っている。
ニキビ治療薬としても注目されている?

感じ方としてはCBGに近いと思います。CBGと相性が良いのでマカロニCBDでは『CBG+CBC』として組み合わせています。
6大カンナビノイド
ここで紹介したCBD、CBG、CBN、CBC、THCV、THCを総して(BIG SIX Cannabinoid/6大カンナビノイド)と呼ばれています。
カンナビノイド成分は他にも100種類以上あると言われています。
CBGなど希少成分の事をレアカンナビノイド、マイナーカンナビノイドと呼ばれている。
テルペン/Terpene
痛みに最適なテルペン
・カリオフィレン
・α ビサボロール
・フムレン不安に〜
・リモネン
・ゲラニオール
・ミルセン睡眠に〜
・リナロール
・ミルセン
・ネロリドール
・カリオフィレンhttps://t.co/CJu4mCzeqq— ヨーキー@CBD自作中 (@yoki_cbd_jisaku) August 16, 2021
大麻、果物、ハーブなど植物に含まれている香り成分の事。
精油と同じです。
αピネン、リモネン(柑橘系の皮)、ミルセン(マンゴー)などの成分で、VAPEリキッドやワックス、時には食用オイルやバームなどの天然香料としても使われています。

カンナビノイド成分と同じぐらい奥が深く、上手く組み合わせる事で更なる効果に期待できます。
CDT・HDT(大麻由来テルペン)
CDT・HDT(大麻由来テルペン)
ヘンプやカンナビス由来のテルペンをCDTやHDTと呼ぶ。
・ヘンプ由来テルペン
・カンナビス由来テルペン
・生テルペン
などなど色んな呼び方がされている。
ちなみに(ヘンプテルペン)は植物由来のテルペンで、ヘンプを再現した商品名だったりするので混乱すると思います。

ヘンプ由来テルペンならではの本物感は別格です。
植物由来テルペン
松の木や麦、パイナップルなど様々な植物から採取したテルペンの事。

フルーティー風味は植物由来テルペン。
⇓自作ブログの方で詳しく書いています。

カンナビノイド原料
3種のCBN原料
左のは保管状態が悪くて酸化しちゃってる感🙄 pic.twitter.com/ZOStynTA4A
— ヨーキー@CBD自作中 (@yoki_cbd_jisaku) July 16, 2021
カンナビノイド成分は(原料から自作)も可能。
コスパが良いのはもちろん、市場で販売されていない自分だけの配合などで作れるのが魅力。
⇓CBD自作ブログ

アイソレート
「分離」「隔離」の意味で、『CBDアイソレート=CBD成分単一』の事を指す。

CBD99%などはアイソレート。
ブロードスペクトラム
「広範囲」「広分野」の意味で、『CBD+CBGなどその他の成分も入っている』事を指す。
・CBD以外のカンナビノイド成分含有
・CBDアイソレート+テルペン含有
・CBD、CBGなどのアイソレートを足したのは(ブロードスペクトラムでは無い。正確にはミックスアイソレート)と言っている人も居る
などなど明確な定義は無い。

実際は『CBD+テルペン』もブロードスペクトラムとして販売されていたりします。また(①CBD99.9% CBG0.1%)(②CBD80% CBG10% CBN10%)どちらも同じブロードスペクトラムですが、②の方が優秀と言えます。
フルスペクトラム
「全範囲」「全領域」の意味で、ヘンプから抽出された原料の事を指す。
海外ではTHCが含まれているのがフルスペクトラムですが、日本ではTHCは0.1%でも認められていません。
THCが検出されなくなるまで薄めた原料をフルスペクトラムと言っても嘘ではないかもですが、日本における実際の市場では(フルスペクトラム商品=大半が詐欺に近い)ので基本的に避ける方が良いと思います。

まぁフルスペクトラム商品は今の日本において、肌感99%は買わない方が良いよ・・・ってのが現実です。ファーマヘンプぐらいかな。
ディストレート
(蒸留)の意味で、沸騰させて気化したものを、冷やして液体や固体に戻した原料を指す。

実際のところはブロードスペクトラムと同じと思って大丈夫です。
水溶性(ナノCBD)
カンナビノイドは油で溶ける油溶性ですが、水にも溶けやすい水溶性CBD原料なるものがあります。

吸収率が高く、効果が出始めるまで速いといった事も言われていますが、実際に原料を使っていると欠点も多い(カンナビノイド濃度5%で乳化 ※白く濁る)も目立ち、海外でも”濃度2%が主流”と聞くように、低濃度でしか使えないなどの欠点があるように感じています。
リキッド
2020年に買ったCBD製品
1枚目→CBDエディブル
2枚目→CBDリキッド
3枚目→CBDワックス、パウダー
4枚目→CBDバーム、入浴剤、美容液 pic.twitter.com/aoe9FxU0MN— ヨーキー@CBD勉強中 (@yoki_yokiyoki) December 30, 2020
CBDを気化して吸引するための”液体”。
CBDリキッド、CBGリキッド、CBNリキッドなど多種多様な物があります。
メリットとしては、
・”吸う”のが1番即効性が高く、効果も実感しやすい
・雑貨扱い=新成分の商品化が早い(競合が激しいため質が上がるスピードが早い)
デメリットとしては、
・個人販売が多いため、ぶっちゃけ怪しいのも多い
・死ぬほど不味かったり、明らかに有害なものも販売されている
VAPE
VAPE(ベイプ)=電子タバコ
・CBDが入っていないVAPE(※通常VAPE)
※味と煙を楽しむための嗜好品。ニコチンも個人輸入で購入することができ、紙巻きタバコなどの代用となる。タバコ味、フルーツ味、ドリンク風味など色々あり、ぶっちゃけアイコスより断然に良い。
・CBD含有のVAPE(※CBDリキッド)
※こちらも基本的に嗜好品ではあるが、効率よくCBDを摂取できるなどメディカル面でも優れている部分がある。
⇑吸い方も違えば最適なVAPE本体も違います。なので(VAPE 吸い方)とかで検索してもCBDリキッドに合った吸い方などは出てきません。

またCBDに詳しくてもまだまだVAPEについての知識が乏しかったりするので、(CBDにも詳しいVAPE屋など)CBDとVAPEどちらにも詳しい人に聞くのが一番です。浅い情報で溢れているので。
PG
PG=プロピレングリコール
柔軟剤、コンビニのおにぎりなど色んな物に含まれている。
CBDが含まれていない通常VAPEは(PG、VG、香料)が主な原材料。
CBDリキッド界隈では(PG=悪)とされているような風潮もあるが、実際のところ有害になるエビデンスは無い。味が濃くなり濃厚フルーツ味はPG含有の方が美味しい。

発がん性が~~ なんて情報もありますが、吸ったら1発で有害だと分かるような高電圧でのエビデンスです。焦げた肉を食べるのと同じ。
フルテルペン
最近はあまり聞かない単語ですが、PGの代わりに(ほぼ無味無臭のテルペン)を希釈液としたリキッドの事を指す。
フルヘンプ
全て大麻由来の成分で構成されたVAPEリキッドの事を指す。
PGや無味無臭テルペンを使わず、CBCなどの液体原料を希釈液代わりに使用したCBDリキッド。
価格は高くなるが、安全性だけで言えば(有害性について気になる部分が少ない)CBDリキッドとなる。

正確にはカンナビノイド成分93%+植物由来テルペン7%の場合はフルヘンプじゃ無いですが・・・
アトマイザー
リキッド(液体)を入れて吸引する部分。
(CBDカートリッジ)(CBDリキッドカートリッジ)と呼ばれたりもする。
フルガラス、フルセラミック、POD型など色んな種類がある。
コイル
コイルにCBDリキッドが染み渡り、加熱する事で煙が出る。
通常VAPEはコイルを交換してアトマイザーは使い回すのが一般的だが、CBDリキッドはアトマイザー、コイル一体型の使い捨てカートリッジが主流。
電圧
リキッドを加熱する時の温度。
料理で言うと
・超弱火(1.8~2v)
・弱火(2.1~2.5v)
・中火(2.6~3v)みたいなイメージ。
※数字は感覚的なもの。
ほとんどのVAPEが中火からしか設定できないため、リキッドを吸って(辛い、むせる、えぐみがある)は電圧が原因である事が多い。

抵抗値
Ω(オーム)
0.2~1.8Ωなどの幅があり、通常は抵抗値に合わせて電圧を設定する。
・低い抵抗値&高電圧=爆煙
・高い抵抗値&低電圧=煙が少なく味が濃く出る
CBDリキッドで使用されているアトマイザーは、大半が1.2~1.7Ω。
推奨電圧は1.8~3vとなる。
オイル
2020年に買ったCBD製品②
1枚目→CBDオイル
2枚目→入れ忘れ&これから試すやつ pic.twitter.com/0gf3Jk9STv— ヨーキー@CBD勉強中 (@yoki_yokiyoki) December 30, 2020
・飲むオイル(食用)
・塗るオイル(美容オイル)
CBDオイルといっても2パターンある。

見た目は同じだったりするので、必ず各商品の案内にしたがって使用しましょう。
バーム(クリーム)
プロに試作してもらったCBDバーム
ストロベリーコフの良い香り、程よい柔らかさ、塗った後の感触全てが100点満点👏 pic.twitter.com/vbBCT5y68d
— ヨーキー@CBD自作中 (@yoki_cbd_jisaku) October 8, 2021
肌に塗るCBDアイテム。
・ロールオン
・硬い、柔らかい
・フルーツの香り、カンナビスの香り
など色々ある。

肌荒れ箇所に塗ったり、こめかみに塗るのが主な使い方。彼女は(生理痛の時に下腹部に塗る)といった使い方もしていた。落ち着くみたい。肌から摂取するCBDは可能性をかなり秘めていると思う。
エディブル
2020年に買ったCBD製品
1枚目→CBDエディブル
2枚目→CBDリキッド
3枚目→CBDワックス、パウダー
4枚目→CBDバーム、入浴剤、美容液 pic.twitter.com/aoe9FxU0MN— ヨーキー@CBD勉強中 (@yoki_yokiyoki) December 30, 2020
CBD食品の事を指す。
・クッキー
・飴(キャンディー)
・ガム
・コーヒー
・水(ウォーター)
など様々なエディブルがある。
その他
舌下摂取
舌下(ぜっか)
飲むオイルなど舌の裏(下)で、1分間キープして摂取する方法。
※口腔の毛細血管から直接血流に取り込む
・飲むオイル
・タブレット
・キャンディ
など

基本的なCBD摂取方法といったイメージで、(カンナビノイド原料を食用オイルに溶かすだけ)(その場でパッと飲める)のが魅力的。

・発現までの時間:15分
・効果持続時間:2~4時間
経口摂取
経口(けいこう)
エディブル製品と呼ばれるCBDグミなど食べて摂取する方法。
・クッキー
・チョコレート
など

美味しいクッキーを食べながらCBDを摂取できるイメージで、お菓子を食べるのが好きな人は幸せを感じやすいかも?
・発現までの時間:30~90分
・効果持続時間:6~8時間
吸入接種
吸入(きゅうにゅう)
VAPEリキッド(電子タバコ)や、CBDハーブなどを燃やしてカンナビノイド成分を気化して煙で吸う方法。

色々ある摂取方法の中で、最も速く強く体感できるのが1番の魅力。また雑貨扱いなので、新しいレアカンナビノイド成分の商品化までが早い。
・発現までの時間:2~15分
・効果持続時間:2~4時間
経皮摂取
経皮(けいひ)
CBDバーム(クリーム)など肌からカンナビノイド成分を摂取。

CBD化粧品は将来的に今よりもっと広まると思う。
・発現までの時間:15~30分
・効果持続時間:4~8時間
バイオアベイラビリティ(吸収率)
吸収率のことで、CBD100mgを摂取した時に実際に吸収できている割合の事を指す。
例:バイオアベイラビリティ10%=CBD100mgを摂取⇒実質10mgの吸収

まぁ個人的にはあんまり気にせんで良いと感じてます。(VAPEで吸うのが1番好き)(お菓子を食べながら摂取するのが好き)(飲むオイルが1番楽)などなど、自分好みの摂取方法で続ける事の方が重要かなと。
ヘンプシード
麻の実を指す。
Amazonでもヘンプシードと検索すれば色々出て来る。

七味唐辛子にも入っています。目を向けると麻(ヘンプ)は身近な物にたくさん。
ハイになる
お酒で言う(酔う)と同じ。
ハイになる=怪しい、怖い、危ない
みたいなイメージが付いていると思いますが、そんな事はない。イライラしている人間が笑顔になったり、優しく穏やかになったりもする。
酒癖が悪い酔っ払いより遥かに平和的。

(怪しい=知らない)なので仕方ない事ではありますが・・・
隠語
420、野菜、蜂蜜(黄金色の大麻リキッド ※THCリキッド)、ガンジャ
大麻と言わず、上記のような単語や絵文字(🍯)で違法な物が出回っている。

Twitterのプレゼント企画などは違法、合法が入り混じっていたりするので、安全に楽しむためにも把握しておくと良いかも。
悪いものでは無いって事が知れば知るほど分かってきますが、それでも違法=犯罪なので、ルールに従って楽しみましょう。
⇓その他の質問などがあればお気軽にどうぞ。
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