CBPについて現在分かっている範囲でまとめています。(2024/2/20)
※本当よく分からない成分なので、間違っていたらごめんなさい。問合せフォームまでご指摘ください。
結論から言うと、”CBP”といったカンナビノイド成分は存在しません。仮の名称みたいなものです。CBPとして検出される事もないし、今後もおそらく世界最大の検査項目を備えているkcalabsでも(CBD純度99.9%)みたいにCBPの検査ができるようにもならないと言われています。※実際違法成分フリーである事が証明されているだけのCOA(成分分析証明書)しかありません。
中身はCBDPやCBNPといった噂(アメリカ側の主張)もありますが、kcalabsではCBDPやCBNPも検出可能⇒それとは別物だといった意見もあり、本当よく分からない成分であるのが現状です。
※CBPを検査に回して、CBDPやCBNPが検出されればハッキリする。でも非検出であれば更に謎が深まる成分といった立ち位置です。(可能性は限りなく低い?)
※仮に謎の成分でも規制対策などのメリットがある事も理解していますし。全く否定をするつもりもありませんので、ご了承ください。
CBPとは?タイ産の合成カンナビノイド
CBPはタイのpaccangroup(パッカングループ)が開発販売している、合成カンナビノイド成分です。
URLはこちら⇒https://www.paccangroup.com/
現状分かっている事は、
- 天然には存在しない合成カンナビノイド成分
- 世界最大規模の検査機関kcalabsでも検出することは不可
- 今後もCBP成分として検出される事はない
- 日本国内における違法成分は含まれていない
体感は個人差がある事。良いか悪いかは主観だと思います。また未知の合成カンナビノイド成分だからと言って、怖がるかどうかも個人によります。そういった点には触れません。
個人的なポイントとしては、以下の2つです。
- 日本国内における違法成分は含まれていない
- CBP成分として検出される事はない
上記をどう捉えるかによって印象が変わるのかなと思います。
『検出されない未知の成分』におけるメリット
規制される心配が少ないかも?
メリットとしては、上記に尽きると思います。
規制したくても、出来ないのですから・・・
ユーザーにとっても、販売業者にとっても大きなメリットと言えると思います。
『考えすぎ?』CBPがもたらす今後の変化
では存在しない合成カンナビノイド成分に、仮の名称を付けているCBP。
これらが受け入れられ、今後の行く末を想像してみるとどんなイメージを湧きますか?
- 隠して配合しても検出されない=バレない
- CBPで仮に大きな事故などが起きたら=???
- CBPと同じ要領で過激な成分が出てくると=???
極論になるのは分かっていて書きますが、
隠して配合しても検出されない=バレない
『CBN2.0』のようなイメージで、CBNを隠れ蓑にした隠し成分配合が増えてきてもおかしくありません。
正直僕ももう(CBGやCBNを独自技術を使い、更に良い物を開発しました)と言われても、信用できない状態になっています。※とか言いながら超CBG、超CBNなんてものも販売してますけどね。信用してくれて有難うございます。
CBPで仮に大きな事故などが起きたら=???
今まで事実上、緊急搬送などの事例をもとに成分規制が強まってきた事は事実です。
もしCBPで同じような事が起きた場合、どう対応されると思います?
※(CBPはそこまで強くないし、大丈夫)といった声が聞こえてきます。では次に進みます。
CBPと同じ要領で過激な成分が出てくると=???
CBPと同じ要領(検出されなくてもOK)で、更に強い成分が出回りだすとどうなるでしょう?
もう全てのカンナビノイド成分全て禁止!
って言われてもおかしくないと僕は思っています。
想像にしか尽きないですけどね。
ユーザーにとっては規制の心配が少なく、嗜好品として楽しめる。
↑このメリットは本当によく分かります。僕も事業者として、なるべく長く楽しめるような物を販売したい気持ちはもちろんあります。
でもね、CBPは今までの合成カンナビノイドとは角度が違うんです。
(検出されない成分)がまかり通ってしまうと、喜ばしくない未来しか僕は見えないのです。
綺麗事を言うつもりはありません。100%正しい答えなんて存在しないですし、各々が法やモラルを守りつつ好きに楽しめば良いと思っています。でもね・・・なんですよ。少なくとも僕は人に勧めることはできないと判断しました。なので販売はできません。
さて個人的なボヤキになってしまいましたが、(CBP販売しないんですか?)って声も届くので、僕の本音での見解を書き留めました。また謎の部分が解けてきたら、考え方も変わるかも知れません。あくまで現時点での見解です。(2024/2/20)
この辺でCBPについて最後まとめて終わりたいと思います。
CBPは今までの合成カンナビノイドとは角度が違うもの
- 天然には存在しない合成カンナビノイド成分
- 世界最大規模の検査機関kcalabsでも検出することは不可(CBNPの可能性も僅かながらある)
- 今後もCBP成分として検出される事はない
- 日本国内における違法成分は含まれていない
ご安全に。良きカンナビライフを。